昭和硬質陶磁器 禁酒運動カップ

昭和硬質陶磁器、現在の"昭和製陶株式会社"の戦後頃のカップです。
シンプルな白磁のカップに地球を背景に鳩の翼に「酒禁」(禁酒)、
その下に「ABSTINENCO」(ABSTINENCEで禁欲)と書かれたマークが印象的です。
おそらく日本における禁酒運動に関連する器かと思われます。
バックスタンプの"昭和硬質陶磁器"が左から書かれていることから戦後のものだと思われます。

日本の禁酒運動は明治初期(1870年代)にキリスト教の伝道と共に始まり、安藤太郎や根本正らによって組織化され、
1922年の「未成年者飲酒禁止法」制定などの成果を挙げました。
岡山県で大正12年に建てられた「禁酒会館」は今も現存しています。
そちらに展示されている当時使用されていた食器類にも、こちらのお皿と同じエンブレムがあります。


※制作時に窯の中で付着した灰や鉄分が焼き付いて生じた黒点やプリントの付着などが見受けられます。
また、光を翳すと見える程度のスレが側面や縁にございます。
骨董の性質としてご理解の上ご注文頂けますと幸いです。

直径 約8.3cm
持ち手含む幅 約10.5cm
高さ  約6.3cm
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