統制陶器 印判湯呑み 蔦に丸紋

統制陶器の湯呑みです。
蔦のような型押しの上に2種類の丸紋の印判が施されていて爽やかです。

「統制陶器」とは昭和15〜21年頃の間に政府からの統制を受け焼かれた焼き物のことです。
支那事変の只中にあった当時、政府は経済統制の一環として日用食器類に関しても生産品目や生産量の制限、生産地の制限などを設けました。
統制を受けた焼き物の裏には生産地を示すマークと統制番号が記されています。

こちらの湯呑みの裏には、岐阜県で焼かれたことを示す「岐」の文字と共に「325」と統制番号があります。

※判のズレやヨレ、掠れや抜けのある部分がございます。印判技法の特徴の一つとしてご了承ください。
※制作時に窯の中でできたシワや凹み、釉切れや釉垂れなどが多数見受けられます。
また付着した灰や鉄分が焼き付いてできる黒点やくっつきなども見受けられます。
骨董の性質としてご理解の上ご注文頂けますと幸いです。

直径 約8.5cm
高さ 約4.8cm
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1,200円
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