統制陶器 印判湯呑み 花柄

薄造りな統制陶器の印判湯呑みです。
桜の花びらのような型の湯呑みの縁に
赤と黒の菊のような花柄がぐるりと刷られていて可愛らしいです。

「統制陶器」とは昭和15〜21年頃の間に政府からの統制を受け焼かれた焼き物のことです。
支那事変の只中にあった当時、政府は経済統制の一環として日用食器類に関しても生産品目や生産量の制限、生産地の制限などを設けました。
統制を受けた焼き物の裏には生産地を示すマークと統制番号が記されています。

こちらの湯呑みの裏には、岐阜県で焼かれたことを示す「岐」の文字と共に「513」と統制番号があります。

※判のズレやヨレ、掠れや抜けのある部分がございます。印判技法の特徴の一つとしてご了承ください。
※制作時に窯の中でできたシワや凹み、また付着した灰や鉄分が焼き付いてできる黒点見受けられます。
骨董の性質としてご理解の上ご注文頂けますと幸いです。

直径 約6.5cm
高さ 約5cm
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1,000円
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