ダマスカス ウェアのタイル

中東の古いタイル。
おそらく16世紀のシリアで流通していたダマスカス・ウェアと呼ばれる手の装飾タイルです。
ダマスカス手には、1525年〜55年の期間にトルコで焼かれたものと、16世紀後半にシリアで焼かれたものの2種類があり、このタイルがそのどちらにあたるのかは不明。

分厚く、かなり重みがあります。

クリーミーで半透明な白い釉薬を背景に、壷に活けられた美しいブルーの花々が描かれています。
大きなアヤメのような花の部分だけターコイズブルーの色味が強く出ていて、他のヒヤシンスやチューリップのような花は紺色に近い色味です。
こういった、オリーブ色を交えた寒色のみの渋いカラーリングはダマスカス手の特徴の一つ。

いくつも連続させることを想定したシンメトリーな構図ですが、一枚でも美しく完結しています。

※経年による釉薬の剥がれや、タイルそのものの欠けなどが全体に見受けられます。
古いものの風合いとしてご理解の上、ご注文頂けますと幸いです。

縦 約24.5cm
横 約24.5cm
厚み 約2.5cm
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